兵庫県庁を訪問しました。院内の書類等の写真と説明により、出勤簿が意図的かつ計画的に偽造され、結果として診療報酬の搾取が強く疑われるので、所轄の近畿厚生局へ連絡する、とのことでした。
診療報酬の不正受給が認定されたら、まず不正受給金銭の返還命令が出ます。詐欺罪等で院長らは刑事告発されるとともに、行政処分として保険医の取消、刑事の有罪が確定したら医師免許の取り消しへと移行するようです。病院は一気に破滅するしかありません。60名近い入院患者と、60名前後の雇用はどうなるのでしょう。
事務長らも刑事責任を問われるでしょう。いずれにしても幹部は失職するしかありません。看護師は別のところで就職できるかもしれませんが、20名近い派遣の人や、そうじのおばさんらはもう職を見つけることもほとんど不可能でしょう。時価50億円相当の病院用地は院長の個人所有ですから、これを売却し、失う賃金の補償などをするのでしょうかね。ついでですが、労働基準法にも大きく違反していますが、この案件も○○労働基準監督署へ通知済です。国(厚労省)+県+保健所が同時に査察に入れば、偽装の実態もあっさりばれてしまうでしょう。ここへ警察が加われば、もう耐えられませんね。院長には執行猶予もつかないかと思います。