2ヶ月前に、以下の記事をこのブログに書いた。今日は13日の金曜日だけど、国内最大の「給与支払日」であろう。
8月15日はお盆の中日だが、私にとって大事なのはご先祖様より、ペンションのもらえる日だ。同じ日にペンションをもらう人は、日本全部で4000万人ぐらい。こどもも含めて3人に1人、ここまで高齢化が進んでしまった。
○○歳に到達した私には、初めての満額年金となる。早期退職しているので、同年配の人より少ないが、月額○○万円ほどとなった。ボーナス抜きの介護士さんの給与と同じくらいかな、だからあまり文句は言えない。というか、多くの介護労働者は、この少ない給与から賃貸アパート代などを支払っているのだ。貯金などできるはずがないのはよーくわかる。
特に介護関係職は給与が安すぎると思う。崇高な福祉の仕事、あるいは利用者様の喜ぶお顔で報われるとウソを並べても、要は他人の糞尿と格闘する日々である。夜勤も少なくない。
上の絵をみたら、「100年安心年金」など幻想に過ぎないことが、よほど想像力の乏しい人でも、おわかりいただけるでしょう。もうすぐ、現役世代の2人が支払う保険料で、ひとりの高齢者を養うことになってしまう。ムリに決まっているではないか。年金原資の蓄えなどを株式で運用しているから、世界同時株安・リーマンショック並みがきたら吹っ飛んでしまう。
私事ではあるが、自家用車を保有せず、特別割引乗車証を持っていると、少なくとも月額で10万円は得をしている勘定だ。これがなかったら、私の財布はすぐに枯渇してしまう。
念のため書き添えますが、ペンションとはもともと年金のこと。その昔、イギリスで年金生活者がこどもの巣立った空き部屋を、若者の旅行者に格安で宿泊させたことに由来します。
さて、衆議院選挙の党首テレビ討論で、安倍総理は籠池容疑者を「犯罪者」と断じたが、推定無罪の大原則を無視するもの、として法曹界から批判されている。司法判断がまったく行われていない段階で、このような発言をするのは、三権分立をまったく理解していないわけだ。盟友の加計から、獣医学部設立の話を聞いたのは、今年の1月20日だと国会で虚偽の発言をした人物を、案外と若者が支持しているのに私は驚ろいている。
余談だけど、「あべのハルカス」の北斎展。12日の午前11時頃行ってきた人は、来館者しか見えなかったとのこと。私は特段に長生きしたいとも思わないが、90歳まで精力的に絵師として活躍した北斎には憧れる。