2011年から毎年春、兵庫県内で活動する家具作家の新作椅子が集まる「座る・くらべる 一脚展」
第五回目となる今年は、昨年移転された竹中大工道具館(神戸市)にて6月2日[火]~6月14日[日]に開催致します。
今年のテーマは「こだわりの道具から生まれる椅子」
各工房からの今年の一脚はどのような道具から生み出されているのでしょうか。
是非、お気に入りの一脚を見付けにご来場下さい。
一脚展+(プラス)始まります!
今年で5年目を迎える一脚展。内容もさらに充実し新たに生まれ変わる事になります!
まず、その一。会場があの竹中大工道具館に変わりました。
1984年に設立され約30年の歴史を持つ、日本で唯一の大工道具の博物館です。昨年の秋、中央区中山手からアクセスに便利な神戸の玄関口、新神戸駅近くの竹中工務店ゆかりの地へと移転して、新たな一歩を踏み出されました。


この美しい天井を持つ(画像下)1Fホールで行われます。入場無料。
館常設展は有料となりますが、道具はもちろん、奈良県にある唐招提寺金堂の柱、組物の原寸大模型やスケルトン茶室の展示、またそれらにも使用されるヒノキやスギ、様々な木の香りを体験できるコーナーもあり、 幅広い年齢層にも楽しめる、たいへん充実した内容となっています。
ぜひ、この機会に常設展の方でもお楽しみください。
その二。各作家の作品展示コーナーを設けました。
これまでの会場(DUOぎゃらりー)では、椅子14脚を並べるのにはちょうど良い広さ でしたが、頂いたアンケートやご来場の方々より、 「椅子以外の作品等も見てみたい」というお声を頂戴しておりました。
今回は新作椅子を並べる「一脚展」のエリアと同時に各作家の他の作品(木の家具や小物等)も同時にご覧頂けます。(小物等はこちらでお求めいただけます。)
その三。ワークショップに参加します!(申込締切済み。)
今回初めて会期中に「ミニチュア椅子を作る」ワークショップを行います。
1/5サイズの部材をご用意し、その場で成形しオリジナルチェアをお作りいただけます。 定員12名としておりましたが、既に6倍以上のご応募をいただいているとのご連絡!!
そんな事もあって、一脚展側ではご案内を控えさせていただきましたが、何かの機会に同じ様な椅子や木に触れ合えるワークショップを開催し、楽しんでいただきたいと思っております。
さらに、 淡路から「atelier KIKA / 北島庸行」さん、 川西から「wedge / 西良顕行」さん。初参加の出展者も加わり、新たなスタートを切る、座れる兵庫の新作椅子展+工房家具展
「第五回 座る・くらべる 一脚展+(プラス)2015」
ぜひお誘い合わせの上ご来場ください。