パナマ文書の暴露は、世界にものすごい衝撃を与えている。とりわけ、中国共産党独占政権には、壊滅的な大打撃となっている。腐敗防止を一番の政治課題に掲げていた周政権とその側近が、脱税と不正蓄財に染まりまくっていたことは、中国共産党独占崩壊の本格的な始まりとなるだろう。
勇気ある中国国民よ。再び、天安門に集結しよう。党が軍を戦車を配備するなら、巨万の民でこれを打倒しよう。これは世界同時革命のはじまりだ。プーチンも、キャメロンもみんな同じ穴のムジナだ。偉そうなことを言ってきた連中は、みんな「結局は金」だ。
圧政と貧困、国際的なパワーバランスの犠牲となっているシリア難民らよ。決起するのは今だ。世界のひとりひとりは、つつましながらも平和で健康に日々を送る絶対的な人権を等しく有している。いまはたしかに劣勢かもしれないが、正義は我々にある。政治権力を独占する、金まみれの腐敗分子は、心の中が一番貧しい連中だ。
世界中のふつうの人々よ。虐げられている方々よ、団結せよ。
パナマ文書が公開されたら大衆の怒りが世界に革命を起こす
物凄いニュースが流された。
カリブ海の英領バージン諸島などのタックスヘイブン(租税回避地)に各国首脳や著名人が関係した法人が設立されていたと報じられたことだ。それだけなら、これまでにも皆が知っていたことだ。
しかし、今度の報道が衝撃的だったのは、パナマの法律事務所の内部文書の流出により、タックスヘイブンを利用して資産隠しをしていた世界首脳や著名人が、その金額と共に実名入りで暴露されたことだ。これは前代未聞の衝撃的なニュースである。
いうまでもなくタックスヘイブンは金持ち、権力者などによる暗黙の資産隠し、脱税装置だ。わずかの税金にも厳しく取り立てられる一般大衆を尻目に、金持ちや権力者たちがここまで不当、不正に資産隠し、脱税をしているのだ。もしこのパナマ文書問題が世界の大衆の広く知るところに発展していけば、至るところで革命が起きるかもしれない。これまではそうならなかったかもしれない。しかし時代は激変しつつある。貧富の格差はますます広がっている。
米国にサンダース候補が現れて来たように、金融資本主義の元締めの米国でさえ、ウォールストリートを占拠せよという動きが起き、拡がりつつある。そして、インターネットの発達によって悪事が隠し切れなくなってきた。
今度の報道も、ロイターによれば、ハッカーの攻撃でパナマの法律事務所の内部文書が流出し、それを国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が検証して発表したのだ。私がその報道で注目したのは、米司法省がこの問題を深刻に受け止めると発表し、調査を進めている事を明らかにしたことだ。このパナマ文書が世界中に公開されるなら、世界の国民の怒りに火をつけるだろう。どのような独裁者でも、国民の怒りには勝てない。
我々には、あのルーマニアのチャウセスク夫妻のように、世界が見ている中で国民の手で処刑された事も記憶に新しい。パナマ文書問題の今後の進展から目が離せない。それにしてもパナマ文書の中に日本人の名前があるのだろうか。その時の日本国民の反応はどうのようなものなのだろう。
いまこそ日本のメディアの本気度が試される時である
パナマといえば麻薬貿易つまりは米国内への密輸の中継地点として機能、その取引相手だったノリエガから麻薬利権を剥奪し手中に収めるべくCIAとアメリカ軍を動かしたブッシュがノックする。麻薬や武器密輸取引によって手にした莫大なマネーロンダリングを行う銀行を利用している連中、それはアメリカ国内の権力側でこうした取引を行っているマフィアグループであり、そうした面々に命令を出し他国の侵略や資源資産略奪のための謀略を命令するヨーロッパ国際金融財閥と英国王室ら、こうした面々の裏取引の実態が明るみになるかどうかがこのいつもながらのマスコミを使った洗脳報道の真偽を確かめる判断基準である。
現在のところは上記の面々による世界支配の障害となっている、中露のリーダーへの圧力にしか過ぎないのであるからしてこの報道は単なるヤラセ謀略に過ぎないことが明白である。アメリカの大統領不正選挙の妨害をしているのも、他ならぬ中露陣営であることからもやはりいつもながらのヤラセ謀略報道なのであると判断してよい。それにしても天木氏がこうした茶番劇にとびつき、世界支配層の中露叩きに貢献してしまう軽率ぶりには、CIAの謀略活動の質が著しく低下したことを暗に示してくれているといったところか?