バスケットボールの国際ルールでは背番号は4からになっている。
バスケとは学校体育の経験だけで、ほとんど無縁な私でもこれは知っているし、その理由も理解している。ところが、神戸市内のとある大学のバスケ部の連中は、だれひとりその理由を知らなかった。学生の知的退廃はもうどうしようないほど落ちてしまった。
①選手が反則を犯した場合、審判は笛を吹いてから、
指の本数で該当選手の背番号を示します。
②選手がシュート体制に入っている時の反則に対しては、
1ショットあるいは2ショットが与えられますが、
審判はこの本数も笛に続いて指の本数で示します。
③ゴール下の台形のスペースには、攻撃側のプレーヤーは3秒しか
いられないのですが、これを犯した場合、審判は笛を吹き、
これも指を3本立てて示します。
②と③についての審判の動作が、①と間違って伝わらないように、
背番号は4からとなっています。
なお、3点シュートを放った瞬間に審判は指を3本立てて見守りますが、
この時は笛を吹かないので、反則選手の背番号提示動作と間違うことは
ありません。
そもそも3点シュート制度は、できてから25年経つかどうかです。
それ以前から、背番号は4からでした。