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Channel: 神戸・元町からの気まぐれ日記
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関西地域の積雪がかなり少ない

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「琵琶湖バレースキー場 45センチ △」。最大斜度30度、一番面白いホーライ北ゲレンデは、今シーズンまだ一度も滑れない。滋賀県湖北の積算降雪量も、現時点で例年の三分の一程度らしい。兵庫県の北部の各スキー場も、ほとんどが100センチに届かない。私は「これではまともにスキーができない」と嘆いているだけですむが、スキー場関係者は絶望的な気持ちになっているのだろうか。

琵琶湖周辺の山々の積雪がかなり少ないまま春を迎えると、低温の雪解け水が河川を通じて琵琶湖へ流れ込み、湖底へまで達して琵琶湖の水の上下かき回しも十分に行われない恐れも大きい。湖底の溶存酸素が少ない状態が改善されないと、水質、それに付随して生態系に大きな影響がある。


琵琶湖に恵みの雪解け水

 湖北の山並みから雪解け水が、ゆっくりと琵琶湖に流れ込んでいる。滋賀県長浜市(東浅井郡びわ町)の姉川河口。琵琶湖を豊かにする、恵みの雪解け水だ。

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 冷たい雪解け水は、湖底にもぐり、貴重な酸素をもたらす。湖底に酸素がなくなると、底にたまった有機物から窒素やリンが溶け出し、水質が悪化するのだ。いわば「琵琶湖の深呼吸」がきちんと行われないと、湖水の水質悪化とともに、生態系にも大きく影響する。神戸に住む私も、基本的に琵琶湖淀川水系のお世話になっている。
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