アメリカ国防総省は、中国が埋め立てを続ける南シナ海の岩礁に、兵器が置かれていることを明らかにしました。南シナ海の問題をめぐっては、30日の国際会議の場でも日本とアメリカが中国を強く批判しました。
アメリカ国防総省の報道官は29日、中国が埋め立てを続けている南沙諸島の岩礁の1つで兵器の存在を確認したことを明らかにしました。「アメリカは中国の移動式の砲撃装置2基を岩礁の上で発見した」とするワシントン・ポスト紙の報道を追認したかたちです。
アメリカ国防総省の報道官は29日、中国が埋め立てを続けている南沙諸島の岩礁の1つで兵器の存在を確認したことを明らかにしました。「アメリカは中国の移動式の砲撃装置2基を岩礁の上で発見した」とするワシントン・ポスト紙の報道を追認したかたちです。
「アメリカは領有権をめぐる論争がある地域における中国のこれ以上の軍備強化に反対です」(ホワイトハウス・アーネスト報道官)
ホワイトハウスの報道官は「領有権を主張している諸国には周辺地域の緊張感を高める行動を慎むよう促したい」としています。