国税庁が9月28日に発表した2016年の民間給与実態調査から、雇用形態による給与格差が4年連続で拡大していることが分かった。 同調査では、2012年から雇用形態別の年収を発表している。 2012年の結果では、正規雇用者の一人当たりの平均年収が468万円、非正規雇用者が168万円と、その差は300万円だった。
2017/09/29
雇用形態がどうであれ、最低限の食事・住居・医療は欠かせない。これを保証しているのが憲法25条のはずだけど、すでに違憲状態にある。年収168万円なら月額14万円、家賃を支払う余裕もない。国民年金保険料は月額16340円だが、支払えるわけがない。年老いたら、いや労働市場で雇用される機会がなくなったら、たちまち難民化する。