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Channel: 神戸・元町からの気まぐれ日記
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日大監督、関西学院大を「かんさいがくいんだい」と何度も間違える アメフット問題

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 アメリカンフットボールの悪質な反則行為問題で、辞任を表明し謝罪する日大の内田正人監督=19日午後、大阪空港
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 上の写真は、昨日撮影されたもの。アメリカンフットボールの悪質な反則行為問題で、辞任を表明し謝罪する日大の内田正人監督=19日午後、大阪空港。
            
 日本大学アメリカンフットボール部守備選手の悪質な反則行為によって関西学院大の選手が負傷した問題で、19日午後、大阪(伊丹)空港で取材に応じた日大の内田正人監督は、関学大関係者や負傷した選手、保護者らに謝罪したことを明らかにした際、関学大の読み方を「かんさいがくいん」と何度も言い間違えて発言した。関学大の関係者らは「謝罪に来て、相手の大学の名前を呼び間違えるとは。誠意が感じられない」と憤っている。
 内田監督は同日、兵庫県西宮市内で、負傷した選手や保護者に謝罪。関学大の鳥内秀晃監督や小野宏ディレクターも同席した。
 午後3時半すぎ、大阪空港で取材に応じた内田監督は「関学大に謝罪してから報道に話をするつもりでいた」などと経緯を語る中で、大学名を「かんせいがくいんだい」ではなく、「かんさいがくいんだい」と発言。その後、少なくとも2度、校名を間違えた。

 内田自身、日大アメフト部員だった40年ほど前は、関学と甲子園ボウルで対戦しているにもかかわらず、だ。東西の大学の雄が、相手の大学名を間違ってきたとは信じられない。無礼にもほどがある。

 関学スポーツ編集部編集長の松尾誠悟さん(20)は「東京ではよく間違えられる」としながら、「(アメフットで関学大と日大は)長年ライバルの関係なので…。(言い間違えた映像を見て)かなり驚いた」と話した。関学大広報部は「この件に関して回答を差し控えさせていただきたい」とコメントした。
 
 いまだ日大アメフト部は、監督の辞任だけで存続できると勘違いしているようだ。日大の常務理事とは大学のナンバー2ぐらいの地位らしい。「関学のQBを壊したら、試合に出させる」という指示はほぼ間違いなくあったのだろう。内田は、すでに刑事責任を問われる立場にいるのに、その自覚すら持ち得ないお馬鹿である。お馬鹿丸出しだから、謝罪相手の名前すら間違えるのだ。

教唆犯

教唆犯は「人を教唆して犯罪を実行させた者には、正犯の刑を科する。」(刑法61条1項)と規定されている。だから、教唆した者は、実際に犯罪を実行した人(=正犯)と同じ刑が科せられることになる。幇助犯だと、実行犯の刑を減軽することになるので(刑法63条、62条1項)、教唆の方が幇助より、刑が重い。

教唆犯が成立するためには、①教唆行為を行い、②それによって、他人が犯罪を実行することが要件となる。

教唆行為とは?

教唆行為とは、他人をそそのかして、人に犯罪を実行する決意を生じさせること。ですから、犯罪を行うような意思を持っていない人に対してそそのかすことが必要で、もともと犯罪を行う意思を持っている人をそそのかしても、教唆とはいえないことになる。

どのような行為が教唆にあたるか?

具体的にどのような行為が教唆にあたるかは、多種多様であり、とくに決まった方法に限定されるものではない。たとえば、犯罪を行う意思を持っていなかった人に対して「○○をやれ!」と命令することや「△△をやってくれたら100万円渡すよ!」などと利益で誘導することも教唆に該当し得る。
どの程度具体的に犯罪を指示して行為をそそのかすかは、議論のあるところだが、犯罪行為の場所や日時、方法等の細部を特定する必要はないとされている。概要、教唆の意義は以上のとおりだが、犯罪を行う意思を持っていなかった人に対して、犯罪を実行させる点で幇助とは大きく異なり、実際に犯罪を行った者と同じ刑が科される点に特色があると言える。


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